子どもからの「ひまだー!」の声に負けずに、暇なら暇で良いじゃないか
子どもがYoutubeを止められない、ニンテンドースイッチをいつまでもダラダラやり続けるのような話は、一般的には親が明確な意図をもって子どもにそれらを制限していないことが理由だと思っています。
我が家は、基本的にはYoutubeやスイッチのようなデジタルコンテンツは1日90分までと制限しています。
すべての教育方針は、「なってほしい大人」の像からの逆算で考えるべきで、今はとにかく我が子には次の3つを身に着けてほしいなと思います。
- 頭を使うこと
- 体を動かすこと
- 栄養と睡眠をしっかりとること
そうしたときに、デジタルコンテンツにはダラダラとはまってほしくない。
タブレット、パソコン、テレビ、スイッチなどのデジタルコンテンツは、どうしても受け身な楽しみ方を強いられる。
面白くて興味のあるコンテンツが膨大にある中で、その膨大なコンテンツの波に受け身で頭がさらされる。
限りある、非常に貴重な子どもの時代の時間の使い方として、このような受け身な時間はメリハリつけて制限したいというのが考えていることです。
子どもも大人も暇で良いと思うんですよね。子どもが「ひまだー!」ってぶつぶつ言っても、泣き言言ってきても、良いではないですか。
暇なら暇でゴロゴロしていればよい。
ゴロゴロするのが飽きたら何かぼんやり考えればよい。
その中で、本棚の本に手を伸ばしたり、ちょっと外に出て空気を変えたり、何か趣味でもあるのならその趣味の時間に充てたり、暇な中で考えていけばよい。
子どもの「ひまだー!」に対して、安直にYoutubeを与えると、このような豊かな時間が持ちにくくなる。
頭を使うこと、体を動かすこと、そんな時間を子どもにしっかりたっぷり取ってもらうために、我が家はデジタルコンテンツの利用を強い意志を持って制限しています。