中学受験をしないことを決めた

中学受験をしないことを決めました。小1男児の教育についてのブログです。

子どもにはゴロゴロしてほしい

今日、息子が「やることがないから暇なんだけど」って言っていたので、暇ならゴロゴロしてればいいじゃんって言ったところ、妻からあとで「わたしが子どものころは、親からはゴロゴロするなって言われてたよ」と言われ、ハッとしました。

 

そうか、ゴロゴロすることは、もしかしたら一般的にはあまり良いことだと思われていないのかと。

私自身は子どものころからゴロゴロしたいときはゴロゴロしていたし、大人になってもゴロゴロすることに特に罪悪感を持たずにゴロゴロしている。

 

「ゴロゴロするな」ということは、つまり「何かをしなさい」という指示なのですよね。

勉強しなさい、本を読みなさい、外に遊びに行きなさい、もしくは(親目線で健全に思える内容の)趣味の時間でも作りなさい、というところでしょうか。

「しなさい」と言われて楽しくできるわけないし、「しなさい」と言われた瞬間にそれは義務になってしまうから、単にこなすタスクになっちゃう。

それではなかなか続かないし、身につかないですよね。

 

人はそんなに長くゴロゴロできないんですよね。

ゴロゴロしてなさいと言われたとしても、ゴロゴロしていることに飽きてくる。

ゴロゴロすることに飽きてしまったら、じゃあ本でも読もうか、じゃあ外でも行こうかな、じゃあちょっとした工作でも作ろうかな、となるのが自然な姿。

このときは、子ども本人の自発性で本を読んでいるから、何かの趣味に没頭しているから、楽しめるし、続くし、身についてくる。

私は、この、ゴロゴロする⇒飽きる⇒何かを自分でやる、というループを大事にしてあげたいのです。

 

一つ注意すべきなのは、少し前のブログでも書いたことですが、デジタルコンテンツを使う時間は制限をかけたほうが良いです。

デジタルコンテンツは無限の楽しみがあり、永遠と「受け身の時間」が過ぎてしまう。

ゴロゴロする⇒デジタルコンテンツを受け身に浴びる⇒何時間たってもデジタルコンテンツを受け身で浴び続ける、というスパイラルに陥ってしまうと子供の頭も体も活性化しないから、このスパイラルは親が責任をもって断ち切ってあげないといけません。