中学受験をしないことを決めた

中学受験をしないことを決めました。小1男児の教育についてのブログです。

東大・京大合格者ランキング⇒中学受験はしないで良いな

各週刊誌等で今年の東大・京大への高校別合格者ランキングが発表されていますね。

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東大に入ること、京大に入ることは単なる人生の通過点なので、今年の合格者の皆さまには今後の長い人生における糧となるべく貴重な4年間を過ごしてほしいなと思っています。

 

東大・京大合格者ランキングは眺めるだけでも面白いですよね。

自分の出身校が最近はどうなっているとか、昔はあまり聞かなかった高校がランキングに顔を出しているとか。

1人だけ合格者を出している高校を見て、その1人がどういう人なのかを想像してみたり。

 

このブログのテーマは、私の小学生の息子の教育を考えるということなのですが、この東大・京大合格者ランキングを見ても、やっぱりうちは中学受験はしないで良いなという想いを新たにしました。

大事な小学生時代は、学ぶことの楽しさを十分に心の中にはぐくむ時間としてほしい。

大学受験のためのスキルは高校生になってからでも全然遅くはない。

大学を卒業してから長い人生を力強く歩むための「学びを楽しめる力」は小学生のうちに付けておいてほしい。

子どもにはゴロゴロしてほしい

今日、息子が「やることがないから暇なんだけど」って言っていたので、暇ならゴロゴロしてればいいじゃんって言ったところ、妻からあとで「わたしが子どものころは、親からはゴロゴロするなって言われてたよ」と言われ、ハッとしました。

 

そうか、ゴロゴロすることは、もしかしたら一般的にはあまり良いことだと思われていないのかと。

私自身は子どものころからゴロゴロしたいときはゴロゴロしていたし、大人になってもゴロゴロすることに特に罪悪感を持たずにゴロゴロしている。

 

「ゴロゴロするな」ということは、つまり「何かをしなさい」という指示なのですよね。

勉強しなさい、本を読みなさい、外に遊びに行きなさい、もしくは(親目線で健全に思える内容の)趣味の時間でも作りなさい、というところでしょうか。

「しなさい」と言われて楽しくできるわけないし、「しなさい」と言われた瞬間にそれは義務になってしまうから、単にこなすタスクになっちゃう。

それではなかなか続かないし、身につかないですよね。

 

人はそんなに長くゴロゴロできないんですよね。

ゴロゴロしてなさいと言われたとしても、ゴロゴロしていることに飽きてくる。

ゴロゴロすることに飽きてしまったら、じゃあ本でも読もうか、じゃあ外でも行こうかな、じゃあちょっとした工作でも作ろうかな、となるのが自然な姿。

このときは、子ども本人の自発性で本を読んでいるから、何かの趣味に没頭しているから、楽しめるし、続くし、身についてくる。

私は、この、ゴロゴロする⇒飽きる⇒何かを自分でやる、というループを大事にしてあげたいのです。

 

一つ注意すべきなのは、少し前のブログでも書いたことですが、デジタルコンテンツを使う時間は制限をかけたほうが良いです。

デジタルコンテンツは無限の楽しみがあり、永遠と「受け身の時間」が過ぎてしまう。

ゴロゴロする⇒デジタルコンテンツを受け身に浴びる⇒何時間たってもデジタルコンテンツを受け身で浴び続ける、というスパイラルに陥ってしまうと子供の頭も体も活性化しないから、このスパイラルは親が責任をもって断ち切ってあげないといけません。

子どもへのルール説明は、手を変え品を変え何度でも

昨日のブログに書いた、子どもがデジタルコンテンツ(テレビ、タブレット、スイッチなど)に触れる時間を制限するという話について。

デジタルコンテンツは非常に楽しいし中毒性の高いものなので、親である私自身も大好きです。そして当然子どもも大好き。

そんな大好きなデジタルコンテンツを、なぜ時間制限しないといけないのか?

 

子どもには、その「なぜ制限するか」の部分をちゃんと納得感を持って理解してもらうよう手を変え品を変え伝えています。

結局は100%納得してもらうことは難しいのですが、それでも、「お父さんは意地悪を言いたくて時間制限しているんじゃないんだよ。親なりの考えがあって、理由があることなんだよ」というところは最低限理解してくれています。

 

その手を変え品を変えの中で、最近は「そもそも子どもの時間をどういうことに使ってほしいか」を図で書いて説明しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども時代は、大人になるまでの通過点に過ぎません。

なので、大人になったときにどういう人間になってほしいかを親としては常に考えながら子ども時代を設計しています。今はとにかく、頭を使うこと、体を使うこと、栄養と睡眠を十分にとることを子どもに意識してほしい。

デジタルコンテンツは、楽しすぎるがゆえに、制限を書けないといつまでもダラダラと使ってしまう。だからルールとして制限が必要なんだよというメッセージです。

 

言葉でいうだけでは理解しにくい部分も、絵にして書くことで、子どもの脳内にちょっとでも具体的なイメージが灯れば良いなと思います。

実際、この絵を使った説明の時は、いつもよりも子どもは「なになに?どういうこと?」という感じで前のめりでちゃんと聞いてくれました。

 

子どもからの「ひまだー!」の声に負けずに、暇なら暇で良いじゃないか

子どもがYoutubeを止められない、ニンテンドースイッチをいつまでもダラダラやり続けるのような話は、一般的には親が明確な意図をもって子どもにそれらを制限していないことが理由だと思っています。

 

我が家は、基本的にはYoutubeやスイッチのようなデジタルコンテンツは1日90分までと制限しています。

すべての教育方針は、「なってほしい大人」の像からの逆算で考えるべきで、今はとにかく我が子には次の3つを身に着けてほしいなと思います。

  • 頭を使うこと
  • 体を動かすこと
  • 栄養と睡眠をしっかりとること

 

そうしたときに、デジタルコンテンツにはダラダラとはまってほしくない。

タブレット、パソコン、テレビ、スイッチなどのデジタルコンテンツは、どうしても受け身な楽しみ方を強いられる。

面白くて興味のあるコンテンツが膨大にある中で、その膨大なコンテンツの波に受け身で頭がさらされる。

限りある、非常に貴重な子どもの時代の時間の使い方として、このような受け身な時間はメリハリつけて制限したいというのが考えていることです。

 

子どもも大人も暇で良いと思うんですよね。子どもが「ひまだー!」ってぶつぶつ言っても、泣き言言ってきても、良いではないですか。

暇なら暇でゴロゴロしていればよい。

ゴロゴロするのが飽きたら何かぼんやり考えればよい。

その中で、本棚の本に手を伸ばしたり、ちょっと外に出て空気を変えたり、何か趣味でもあるのならその趣味の時間に充てたり、暇な中で考えていけばよい。

 

子どもの「ひまだー!」に対して、安直にYoutubeを与えると、このような豊かな時間が持ちにくくなる。

頭を使うこと、体を動かすこと、そんな時間を子どもにしっかりたっぷり取ってもらうために、我が家はデジタルコンテンツの利用を強い意志を持って制限しています。

 

 

館巡りシリーズ:小平市ふれあい下水道館

人混みがあまり好きではない我が子には、ちょっとニッチな博物館が相性良いです。

今回は、小平市が運営している「小平市ふれあい下水道館」を見学。

www.city.kodaira.tokyo.jp

 

車で訪問しましたが、駐車場スペースも5台くらいで、建物も(外から見ると)こじんまりした外観でした。

 

入館料は無料!

展示は地下1階~地下5階にわたっており、想像以上にリッチな展示でした。

建物の外観はこじんまりですが、地下に深くつながっているんですね。

下水道の機能や東京都内における下水道(と上水道)の整備状況、江戸時代や明治時代の下水道の仕組みなどが分かりやすく説明されており、大人も子供も満足な充実度です。

 

ハイライトは、地下5階にある本物の今まさに使われている下水管に入れるところ。

大雨などで水量が増えていると入れないみたいですが、通常時はこんな写真のような感じです。

なんていうか、暗がりの中を滔々と濁った水が流れ続けている光景は、小学生には少し怖さもあるみたいで、ちらっとだけ観察してすぐに子どもたちは出て行ってしまいました。

 

全体の見学時間は、それなりにゆっくり見て60分くらいでしょうか。

お手軽ですが、自分たちのトイレがどこにつながっているのかを自分の目で見ることができて、良い社会科見学にはなったかな。

子どもと一緒にポテトチップを自宅で作ってみた⇒美味しかった

昨夜、息子がふと「ポテトチップスってどうやって作るの?」と聞いてきました。

ジャガイモを薄く輪切りにして、油で揚げるんじゃない?と答えましたが、実際に作ってみることでポテトチップスにまつわる学びがあるかと思い、先ほど子どもと一緒にポテトチップスを自作してみました。

 

子どもが疑問に思うこと、親にわざわざ質問してくれたことには、全力で応えてあげたいなというのがポリシーです。

父親が子どもの好奇心に対して全力で応えることで、子供の中に疑問を持つこと、研究することへの肯定感が育ってくれることを祈っています。

 

さて、自作について。ジャガイモがちょうど家にあったので、とりあえず大きめの一玉を、スライサーを使って薄切りにしてみました。

スライサーとじゃがいも

スライサーでジャガイモを薄切りにするのは初めての経験でしたが、想像以上に「簡単に」きれいな薄切りになりました。小1の息子でも力をかけずにシュシュっと薄切りになります。

 

ジャガイモ 大一玉でこれくらいの分量に

水にさらしてデンプンやらのぬめりを取って、ペーパーキッチンで乾かして、160℃のサラダ油でさっと揚げる。

 

薄切りなのですぐにコンガリ揚がる

味付け前

揚げる時間は適当ですが、ジャガイモの様子を見ながら美味しそうにパリパリな感触になってきたら引き上げました。

ビニール袋に入れて、塩味と、コンソメ味を作ります。(袋の中にポテトと調味料を入れてシャカシャカ振るだけ)

 

お味は、想像よりもだいぶ美味しい!もう少し「素人っぽい」ホームメイドな味になるかなと思いましたが、サクサクカリカリに揚がり、市販のポテトチップスよりも美味しいと思いました。

 

 

コーヒーを自宅できちんと淹れたい②

先日ご紹介したブルーボトルコーヒーさんのご紹介しているコーヒーの淹れ方。

store.bluebottlecoffee.jp

 

ペーパーフィルターも、これまでずっと円錐型を使っていたのですが、ブルーボトルコーヒーさんと同じ平底型を準備してみました(ドリッパーも真ん中に大きな穴の空いているもの)。

 

試行錯誤をしながら淹れ方を工夫していると、ちょっとずつですが、豆の挽き方の違い、道具の準備の違い(シンプルですが、お湯で温めておく)、淹れ方の違いなどが、コーヒーの味わいや風味に影響している様がわかってきました。

 

ただ、まだまだブルーボトルコーヒーさんの店舗で飲む味には適わない。

ブルーボトルコーヒーでのバリスタさんの動作を観察していると、特に新人さんが中心だと思うのですが、お客さんの対応をしていないときは、ひたすらに何回も(コーヒー豆を使わずに)お湯だけを使ってドリッパーに規則正しくお湯を注ぐ練習を繰り返しているんですね。

時間を計って(10秒?)、おそらくは一定量を手元のスケールを使って注ぎ込む機械的な動作を繰り返し繰り返し。

 

どの道であっても、上達のためには基本動作をいかに正しく徹底できるか、その徹底のためにどれだけ鍛錬を積み重ねるかが大事なのですね。

私も鍛錬を続けます。