中学受験をしないことを決めた

中学受験をしないことを決めました。小1男児の教育についてのブログです。

中学受験をするかどうか考えるときの判断項目

中学受験をする/しないを考えるときに、親にとって、そして子ども本人にとって何を比較する必要があるでしょうか?

私は下に書いたような判断項目を考えてみました。 

 

親にとって

  • 自分が適切だと思う子どもの教育のあり方
  • 300万円の塾の費用(3年間分)
  • 300万円の私立中学の学費(3年間分)
  • 3,500時間という子どもとともに過ごす時間の喪失

 

子どもにとって

  • 理想の大人像から逆算して、どのような小学校時代を過ごすことが理想的か
    (=3,500時間という膨大な時間を中学受験に費やす価値があるかどうか)
  • 理想の大人像から逆算して、どのような中学校時代を過ごすことが理想的か

 

私が自分の子どもにどのような大人になってほしいかを端的に言うと、「学ぶ楽しさを知る大人」「学び続けることができる大人」です。

これを目的としたときに、中学受験+私立中学というコースは必ずしもマストではないなというのが現時点の思いです。

そして、最も大事なのは、可愛いさかりの小学生時代に、3,500時間も中学受験に取られてしまうのは面白くないなということでした。

私は、柔軟で伸びやかな小学生時代の息子に対して、自分自身が多くの時間を一緒に過ごして、色んな楽しい経験をしていきたいし、色んな知恵やものを考える視点を伝えていくほうが有意義だなと思っているわけです。

※一説によると、父親が一般的に子どもと一緒に過ごせる時間は30,000時間しかないといわれているほど、子どもとの時間は貴重です

 

なお、私自身が公立中・公立高校出身であり、いわゆる名門大学(京都大学)に合格したという当事者バイアスがかかっていることは否定しません。

漫画「二月の勝者」でも、公立中・公立高校・国立大コースの父親が、ダメなキャラクターで出てきましたね・・・